神戸学院大学
経営学部
経営学科
更新日:2024/08/24
教授
ツジ ユキエ
辻 幸恵

プロフィール

  1. 経営学部長
    神戸市生まれ、現在も神戸市在住。2018年4月より神戸学院大学の公認サークル、フェアスマイルの顧問、現在に至る。

学歴

  1. 1984/03/03武庫川女子大学文学部教育学科卒業
  2. 1992/03/31神戸大学経営学研究科商学専攻博士前期修了
  3. 1996/03/31武庫川女子大学家政学研究科被服マーケティング専攻博士後期修了

経歴

  1. 1998/04/01-2003/03/31京都学園大学 経営学部 専任講師専任講師で着任、2001~助教授
  2. 2003/04/01-2011/03/31追手門学院大学 経営学部 助教授助教授で着任、2006~教授
  3. 2011/04/01-2015/03/31神戸国際大学 経済学部 教授
  4. 2015/04/01-現在神戸学院大学 経営学部 教授

学位

  1. 修士(商学)神戸大学1992/03/31
  2. 博士(家政学)武庫川女子大学1996/03/31

教育・研究活動状況

流行に対する消費者の行動と心理を分析しています。特に若者(大学生)の傾向を時系列に扱い、変化を追っています。そこから現在の若者のニーズや価値観を考察しています。

研究分野

  1. 人文・社会商学マーケティング論

研究キーワード

  1. 流行
  2. キャラクター
  3. フェアトレード
  4. ブランド

研究テーマ

  1. フェアトレード商品に対する認知度2018/04/01-現在
  2. 車両用座席シートの審美的快適性の研究―白色化防止座席シート開発への提言―2019-2021

共同・受託研究希望テーマ

  1. 社会にインパクトを与える商品の企画・開発、販売促進方法に関する研究と実践社会にインパクトを与える商品とは何か、あるいは従来の商品をいかにインパクトを与える商品として販売促進をするのかという方策を支える消費者ニーズについての研究、調査を希望する。産学連携等、民間を含む他機関等との共同研究を希望共同研究

書籍等出版物

  1. 2023/09/26持続可能な社会のための消費者行動共著白桃書房岸脇誠、辻幸恵第2章~第6章978-4-561-65248-9
  2. 2020/04/10持続可能な社会のマーケティング単著嵯峨野書院辻幸恵全章978-4-7823-0593-5
  3. 2016/03/16リサーチ・ビジョン-マーケティング・リサーチの実際-単著白桃書房(単行本)辻幸恵全章978-4-561-65217-5
  4. 2013/01/26こだわりと日本人-若者の新生活感:選択基準と購買行動-単著白桃書房(単行本)辻幸恵全章978-4-561-65020-1
  5. 2001/06/06流行と日本人-若者の購買行動とファッション・マーケティング-単著白桃書房(単行本)辻幸恵全章4-561-66118-2

論文

  1. 2024/09/30大学生のギフトに対する価値観辻幸恵神戸学院大学経営学論集神戸学院大学経営学会21/ 1, 1-17研究論文(大学,研究機関紀要)単著1349-6727
  2. 2024/03/20エシカル消費に対する大学生の意識辻幸恵神戸学院大学経営学論集20/ 2, 53-68研究論文(大学,研究機関紀要)単著
  3. 2023/09/30大学生の衣類の廃棄とリメイクに対する意識と行動辻幸恵神戸学院大学経営学論集神戸学院大学 経営学部20/ 1, 1-20研究論文(大学,研究機関紀要)単著
  4. 2023/03/13女子大学のリカレント教育の現状と今後の展望平井郁子、辻幸恵人間生活文化研究大妻女子大学人間生活文化研究所32, 273-282研究論文(大学,研究機関紀要)共著
  5. 2022/09/30フェアトレード・ファッション商品におけるイメージ辻幸恵神戸学院大学経営学論集神戸学院大学経営学会第19/ 第1, 15-32研究論文(大学,研究機関紀要)単著1349-6727

講演・取材可能なテーマ

  1. 若者のニーズや満足(心理)を分析結果から示す
  2. ブランドに関する研究、顧客満足、消費者行動
  3. 地域ブランド構築のための要因に関するテーマ
  4. 流行やキャラクターが顧客に与える影響とブランド構築
  5. 消費者心理や顧客満足についての分析結果に基づいたテーマ

教科書・教材

  1. マーケティング講義ノート2018/05/16この本は全15章から成立している。Ⅰ部はマーケティングの基本の4Pを各章で説明し、Ⅱ部は応用としてキャラクター・マーケティングやソーシャルマーケティングを紹介している
  2. マネジメント講義ノート2017/03/30この本は全16章からなる。経営学の基本事項が各章にまとめられている
  3. 学生の成長を促すゼミの試み2011/03/15私はゼミ内での役割分担をランダムjに定期的に入れ替えた 役割を固定しないことによって、ゼミ生たちはお互いの立場を理解するようになった
  4. 1からのマーケティング(第2版)2004/11/11この本はマーケティングの基本を示した本である。 この本は15の章から成立している
  5. マーケティングの新しい視点2003/05/01この本はマーケティングの基本的な考え方を紹介している。 この本全体として企業のマーケティング活動を理解できるようにしている

講演・口頭発表等

  1. 2024/07/06-2024/07/062024/07/06韓国衣料産業学会大学生たちがフェアトレードファッションに抱く認識について韓国衣料産業学会国際会議研究の目的は大学生たちがフェアトレードファッションに抱く認識について明らかにすることである。彼らのうちの半数以上は良い感情を抱いているが、悪い感情を抱いている者もいた。彼らは嫌いな理由として、フェアトレードのファッションの品質が悪いというイメージや値段が高いということを理由に挙げていた。
  2. 2024/06/22-2024/06/232024/06/22日本繊維製品消費科学会大学生のカジュアルギフトに対する意識日本繊維製品消費科学会、2024年度年次大会大学生たちの贈答様式が昔と大きく異なることを指摘した。彼らは値段よりも人間関係の円滑さを優先し、特に御礼に対してはナーバスに対応していることがわかった。また、彼らはギフトする商品を特別な商品よりも日常的に使用できるものや食品を選択していることが明らかになった。
  3. 2024/06/12-2024/06/142024/06/14繊維学会大学生がリユースの衣服を選ぶ基準2024年繊維学会年次大会大学生たちがリユースの衣類に対して、昔ほど嫌がらないことは前回の発表で明らかになった。今回は大学生たちがリユースの衣類を選ぶ理由や基準を明らかにした。彼らは、値段が安いという理由の他におしゃれであるだけではなく、それが地球環境に良いことも理由として挙げている。
  4. 2024/05/30-2024/05/312024/05/31日本繊維機械学会フェアトレードファッションを好む消費者の特徴日本繊維機械学会第77回年次大会 フェアトレードという言葉の認知度は過去の調査よりも高くなっている。しかし、人々がイメージする商品はコーヒー、紅茶、チョコレートなどの食品が多い。ファッションについては認知度が低い。フェアトレードファッションを好む人々はフェアトレードそのものに関心が高く、女性が多いことがわかった。フェアトレードの小物やアクセサリーは今後、さらに日本市場では拡大すると考えられる。
  5. 2024/05/24-2024/05/262024/05/26日本家政学会大学生のエシカル消費に対する意識と実践日本家政学会第76回大会大学生たちはエシカル消費という言葉は知っているが、実践する内容には偏りがあった。ゴミの分別などは多くの学生たちが実践しているが、量り売りという方法を利用している学生たちはほとんどいなかった。これは彼らの日常生活と密接に結びついていることが原因であった。駅や大学内のゴミ箱は分別用になっている。しかし、彼らが購買行動をする場所では、量り売りはほとんどなされていなかったからである。

受賞

  1. 2003/06日本繊維製品消費科学会、論文賞 受賞被服の身体装飾に関する研究
  2. 1999/06日本繊維製品消費科学会、奨励賞 受賞衣服の購買行動に関する研究

学術貢献活動

  1. 日本家政学会 被服心理学部会 会長企画立案・運営等日本家政学会2023/05/29-現在部会のセミナー企画、実施をする。ホームページに掲載する部会の宣伝用動画の作成をする。部会の40周年記念冊子を制作する。
  2. 大阪府立大学、客員研究員学術調査立案・実施辻 峰男(大阪府立大学)2017/04/01-現在大阪府立大学ブランドの資産性について消費者がどのようにとらえているのかを明らかにする
  3. 日本繊維機械学会、フェロー企画立案・運営等日本繊維機械学会2016/04/01-現在大阪科学技術センター社会貢献と教育を担う
  4. 日本繊維製品消費科学会、諮問委員企画立案・運営等日本繊維製品消費科学会2005/04/01-現在日本繊維製品消費科学会 事務局,(大阪市)学会の運営上、評議委員の選挙によって会長を選出する
  5. 日本繊維機械学会、評議委員企画立案・運営等日本繊維機械学会2005/04/01-現在大阪科学技術センター学会の運営上、評議委員の選挙によって会長を選出する

社会貢献活動

  1. 2020/04/01-現在地元企業とフェアトレード商品開発地元の企業(神戸珈琲、神戸紅茶)と共に、フェアトレード商品を開発し、販売している。このことによって、フェアトレード珈琲や紅茶の普及につとめている
  2. 2016/04/01-現在兵庫県動物愛護センター犬や猫の動物保護のための新しいビジネスプランを構築する基礎的な知識を学んだ後、新しいビジネスプランを提案し、その検証をする
  3. 2015/04/01-現在(株)コミュースタイル地域経済活性化のためのマーケティング活用地域の商業施設などを中心に企画されるフェスに参加し、パネル展示やワークショップを学生たちと実施する

教育実績

  1. アクティブ・ラーニングの実践教育内容・方法の工夫(授業評価等を含む)2015/04/01-現在ゼミナール(演習Ⅰ)において、学生たちが企業と企画を共にしたり、あるいは地域活性化のために地元の商店街とのイベントを企画、参加したりする
  2. 大人数授業をどう改革するか教育方法・教育実践に関する発表、講演等2005/09/20-2006/03/20この本は大人数の大学の授業について、どのように したらよいのかという方法論をまとめたものである。

免許・資格

  1. 免許幼稚園教諭1級普通免許1984/03/31
  2. 免許小学校教諭一級普通免許1984/03/31
  3. 資格簿記検定2級1987/11/15

委員歴

  1. 2022/06/01-現在堺市堺市大規模小売店舗立地審議会
  2. 2021/11/02-現在兵庫県プラスチック資源循環検討会
  3. 2019/06/07-2022/03/31公益財団法人大阪産業局アドバイザリースタッフ
  4. 2019/04/01-2023/03/31大阪府大規模小売店舗立地審議会委員、2021年~委員長
  5. 2017-現在京都市京都市商業振興アドバイザリー会議委員

所属学協会

  1. 2000/04/01-現在日本家政学会
  2. 1994/04/01-現在日本繊維機械学会
  3. 1993/04/01-現在日本繊維製品消費科学会
  4. 1992/04/01-現在繊維学会
  5. 1998/11/07-現在消費者行動研究学会

担当授業科目

  1. 2024前期入門演習演習
  2. 2024通年マーケティング論Ⅰ,Ⅱ講義
  3. 2024通年マーケティング・リサーチⅠ,Ⅱ講義
  4. 2024通年演習IA,IB演習
  5. 2024通年基礎演習Ⅰ,Ⅱ演習